熊本地震を乗越え、南阿蘇村の復興を支えたい。南阿蘇がまだすプロジェクト

私たちのこと

 

南阿蘇村
日本屈指の活火山である阿蘇中岳を望み、世界一のカルデラの南部に位置する南阿蘇村は、旧長陽村、旧久木野村、旧白水村の3村が合併して生まれた人口12000人弱の村です。いたるところに水が湧き、眺望が素晴らしい田園の里です。
日本の原風景が残るこの村は移住先としての人気も高く、多くの人々が日本中から移り住んでいる静かな村でした。

 

「熊本地震」後の現状

2016年4月14日、16日の熊本地震から一年半が経ち、ほとんど話題にのぼらなくなり、風化の一途をたどっています。
本心直後から、二週間は茫然自失の毎日で、泣いてばかりいました。これではだめだと思い、ネットを立ち上げ、全国に南阿蘇村の事を発信してまいりました。そして、「がまだすプロジェクト」をつくり、出来ることをやろうと、パッチワークのノートカバーやブックカバー、復興トートバッグ、復興ポーチなどをネット通販しましたところ、全国から善意のご購入をいただき、おかげさまで売り上げの一部を義援金として、村に寄付することが出来ました。
昨年の6月から12月まで7回にわたり、村長に届けることが出来たのも、ボランティアの方々や、全国の皆様の暖かいお気持ちの賜物と感謝申し上げます。
去年の12月には、重要なアクセスである俵山トンネルルートが復旧し、今年8月には長陽大橋も通行可能になり再開通したため、徐々に人々の往来も増え、村人の日常も普通に戻り始めました。しかし、家屋の被害は1,000棟を越え、いまだに解体中が多く、仮設住宅での不自由な暮らしに、耐えているのが現状です。
観光に与えた影響は大きく、修学旅行の90パーセントがもどっていない等、以前の観光客の6割程度です。
それでも、私たちは創造的復興を目指して、これからも前を向いて、「がまだす」しかありません。全国の暖かいご支援をお願いすると共に、私も必死で頑張ってまいります。布の持つ優しさや温もりに見せられて、パッチワーク・キルトの世界に入り、暮らしに生きるキルト作りをテーマに、自由な素材を選び、絵画的な色彩感覚で、心を込めて作品作りに励んでいます。
ほんの一部ではありますが、ホームページに掲載しますので、ぜひ、ご覧下さい。

キルトハウス「風の道」代表 吉永道子

 

 

 

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吉永道子
パッチワークキルト作家

布の持つ優しさや暖かさに魅せられ40年、暮らしに生きるキルト作りをテーマに、自由な素材を選び、絵画的な色彩感覚で心を込めて作品を創っています。「本震」以来、2週間の車中泊を経て、「半壊」状態の家で何とか無事に暮らしています。

その時…「本震」の時、外に飛びだし車に避難しました。ダンナと愛犬マロンと共に現在も車中泊していました。

●南阿蘇がまだすプロジェクトを立ち上げ早くも4ヶ月が過ぎようとしています。先日3度目の義援金を無事村長に手渡すことができてホッとしています。全国からのボランティアの方々や、ネットを通じて私の作品を購入していただいた皆様の善意に支えられ、ここまでやってこれました。この美しい南阿蘇村がもとの元気な姿に戻るまで、歯を食いしばって頑張っていく覚悟です。

本当に皆様の優しいお心に深く深く感謝申し上げます。

 

 


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